こんにちは、タグチキヨミです。

タグチキヨミ 営業・専務
S51.6.14生

最近ずっと額に生えていた大事な「宝毛」なんですが、
全く「抽選で大人気の任天堂スイッチ」が当たらないので、
※4回ほど落ちてます
ブチっと抜いてしまいました。もう良い事起きないかな…
 さて今回のブログは私の半生の後半戦、前回頑張って読んで頂いたのに、
忘れられたら困るので早めにアップします。
コレを読んで頂ければ、これ以上、頑張って皆さんに自己紹介を
する必要はないかなと思います(笑)

1.10代~20代で、人前で2度ホンキで泣く

 人前でホンキで泣いた事が2度ある。
今では映画やドラマ、ましてや「はじめてのお使い」を見て家族の前で
泣きまくっている訳ですが(笑)

 一度目は中学新人戦、野球の試合でサヨナラエラー負けをした事があった、
今となれば笑い話だが未だにエラーした友達は
その話をするとしどろもどろになる(笑)

ちょうどこの辺り?

 二度目は、それこそ20代頭に初めて会った大人の前で泣いた、
正直人生自分が決めてナンボ
と腹をくくったつもりだがそこは20代頭の未熟者、正直不安だらけ。
その方はある会社の代表だった、面と向かって自分の「こうやって生きたい」
をはじめて会ったその大人に想いをぶつけた。
今まで
「やめておきな」

「話にならない」


と一蹴されるからと思い話す気にもならなかったが、
その人にはベラベラと話してしまった。
その大人は黙って全部聞いてくれた…
別に気の利いた事を言われた記憶もない、けど
「話を聞いてくれる」という行為だけで嬉しかったんだと思う。
「別に肯定や同調して欲しいんじゃない、
ただ自分の想いを黙って聞いてくれた」
これだけで涙が止まらず喋り続けた。

その後、半べそかきながら電車に乗って帰ったのを覚えている。

2.冗談でも言えない台詞

10代と20代

 皆さん、冗談でも言えない言葉ってありますか?

 数年バンドマン生活をしスタジオ練習だライブだツアーだイベントだ
リリースだWEBショップ開設だと好きに楽しくやってました、
が終わりはいつか来るものです。
 「選んだ道」「カッコいいと信じた道」を悔いなく進んで来た
(※つもりでした)
少しは意地はってそう思ってきたのかもしれない。
しかし「自分の信じた事がこれ以上続けるとかっこ悪くなる」
と思うようになり悩み悩みぬき「辞めます」と面と向かって仲間に伝える。

自分にとって冗談で言えない言葉は「辞めます」

頭で思っていたらそれは妄想、口から発してしまうとそれは真実、
だから怖くて冗談でも一度も発したことが無かった、
後にも先にもあの気持ちの「辞めます」忘れられない。
ただこの言葉を発した瞬間スーッと身体が軽くなった事を思い出す。

スタジオだけは一度も遅刻と欠席はした事無

3.3月11日…人生が変わる…帰ろう…住宅に性能??…

 2011年3月11日、休日で一人で部屋にいた金曜日、
揺れがやってくる…人生感がガラリと変わる。

それ以降、仕事しながら休日は知人の外壁工事や足場工事・
屋根工事を手伝うようになる、被災地の悲惨な状況を横目に。
当時、被災地では石を投げると何かの職人に当たるんじゃないか?
というくらいの状態、そんな状態で今後を考える。

このままでは駄目だ再出発だ、仙台を出ようと思うようになる。

 岩手に戻り建築業界に飛び込んだが仕事の中で
色々と住宅の知識を学び始めた当初に個人的に思う問題が発生。

「2020年省エネ基準適合義務化」

「…なんだそれ?住宅に性能があるの??」

当時の自分には全くわからない事、
住宅には断熱性能値があり2020年にはその最低基準をクリアしないと
建築確認が取れなくなる?その数値は?

モヤモヤした日々が続く。
基本、新しい家は全て暖かいし住みやすいし全てがハッピーな事だらけと思っていた、それが大きな勘違だと気づいた。

色々話を聞くと、新築なのに寒い、予定の話が違う、
色々なトラブルがある事も知った。

一生の買い物をするのに何でこんな事が起きるのか?
当時これは本当に不思議で不思議でならなかった。
※現在2020年省エネ基準適合義務化は先送りになり性能の説明義務化のみになりました。

全部の家が冬は暖かくてみんな快適生活を送っていると思っていた

4.ジョイコスってしってます?

ジョイコスパネルを作っている工場

 そんなモヤモヤの日々が過ぎたある日、

「ジョイコス入りませんか?」

と誘いを受ける。

ジョイコス…名前だけは知っていた、
何故かといえば岩手県北には主要道路沿いに
ジョイコスの看板が多数あるのでよく目についていた。

「一度花巻の本社で話を聞きに行きませんか」

と誘われて行ってみる。
騙されないぞと思いつつ㈱ジョイコスの佐藤社長の話を聞いてみる。

 正直、最初話は半分も理解できなかったのにもかかわらず
衝撃を受けた記憶がある。
 

(株)ジョイコス佐藤社長 自分にはとても刺激的な存在です。

話を聞いて決断ポイントは3つ

1.ジョイコス工法の理屈がわかりやすく理解がしやすい。

2.気密工事は職人の腕、その気密のレベルの高さも凄い

3.純粋に、この工法で自分の家は建てたいなと思った。

3の理由が一番の決め手だったと思う、
佐藤社長の話を最初に半分も理解できて無いはずの時点で、

「自分の自宅を建てるならジョイコス住宅システムだな」

と思った。

 ただ今思い出したがジョイコス住宅システムに出会った当時は
ジョイコス住宅システム=高級車

「まちの大工さん(我社)」で高級車を作れる技術を手に入れ、
その技術を普通車(当時の当社標準仕様)・軽自動車(ローコスト仕様)
に反映させて当社の住宅性能の底上げが出来るではないか?と思い喜んでいたのを思い出した。

床パネル施工状況

 しかし、今ではジョイコスの住宅性能が高級車「ハイクラス」ではなく北東北の普通車「スタンダード」
と世間的に認知してもらわなければ、
お勧めする快適な生活は北東北では厳しいのかなとも思っています。

「気密は大事」と言っても数値的に各社それぞれです、
その中でもジョイコスはトップクラス

 そしてそれから数年後、実際に私はジョイコス住宅システムで自宅を建て実際に住んだ生の声をお客様にお届け出来る様になりました。

サンプルパース

とまぁ恥ずかしながらも自分の半生を振り返ってみました。
振り返るととても早く感じますね時が。

壁パネルと床パネルを設置完了し気密施工終了状態

5.空気読み過ぎ?

 この半生を書き終えた今、1つ思う事があります。
自分の強みとはなんだろう?
考えずに最初に思った事は、空気を読み過ぎる事かなと思います。

自分の強みとは?


空気を読む=相手の価値観を知る事が出来る

相手の価値を知らなければワクワクしてもらえる家づくりができない、
コチラの価値観(思いを丁寧に説明したうえで)を伝えたうえで
お客様の価値観を優先で一緒に考える。
価値観とは
例】
工事費は大事だけどキッチンに妥協したくない

キッチンは譲れないけど建築値段は抑えたい

これって同じようで実は大分違ったりします。
そういうところの空気を読み一緒に家造りを続けたいと思っています。

6.少しでも伝われば…

 これで私の「マジメが嫌い‼元バンドマンが住宅業界に飛び込んだ訳」
は終わりです。
長々としたこのブログを読んで少しでも
私という人間像が伝われば良いなと思っています。

これからもブログは不定期に住まいに関する
「タメになる事」書き続けていきたいと思いますので、
コレからも お付き合いいただければと思います。

ご意見ご要望等ございましたら問合せフォームよりご連頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。

タグチキヨミ