こんにちは、最近は本を読んでは自分の考えと答え合わせをしている
岩手県二戸市の工務店で住宅・住まいづくりのお手伝いをしています、
まちの大工さん 田口建築株式会社 の住まいマネジャータグチキヨミです。
さて今回は「頭がよくなる家づくり」という子を持つ親なら絶対に欲しい、
「ドラえもん」の次に欲しいもんじゃないのコレ?ってっ!というお話です。
※どこでもドア、欲しかったなぁ
タイトルが凄く変に期待をさせて恐縮ですが、
建てて住んでるだけで「頭がよくなる家」なんて正直無い(はず)ですが、
勉強のパフォーマンスをやる気を引き出す環境を作る為、
勉強をしやすい環境はどうすれば?ってお話です。
それでは今回も3分ハウジング③よろしくお願いします。
頭が良くなる家づくり
1.適した温度
室温の適した室温は25前後。
暑いなぁ寒いなぁと感じればその分、意識が分散され集中力が低下するという事
暖かくも寒くもない暑くも寒くもなく丁度良いというのが、
勉学を打ち込むにはとても大事な事ですね。
2.集中!眠くならない為に
集中力を保ち、眠くならない為には二酸化炭素の濃度が大事になる、
二酸化炭素濃度は短時間での推奨レベルは800~1000ppmとのこと。
1000ppmを超すとあくびが出て眠気を催したり、 空気が悪いと感じたり、 集中力や思考力にも影響を及ぼします。 2000ppmを超すと頭痛や倦怠感、注意力の欠如、 心拍数の増加、吐き気などの諸症状が発生し、 あきらかに問題がある状況となります。
※CO(一酸化炭素)レベルは一酸化炭素濃度は10ppm以下であることが必要です、
こちらも濃度が濃くなると身体的に弊害が生まれます。
二酸化炭素濃度が濃くなるという事は
頭の回転が鈍る=集中力低下=眠くなる=頭のパフォーマンスが落ちる
という事になります、作業効率・学習効率が悪くなるという事ですね。
なので推奨レベル内で二酸化炭素濃度を抑えて頭の回転の良い環境づくり、
これは頭が良くなる家づくりには欠かせないと思いませんか?
ちなみに当社採用の換気システムは二酸化炭素濃度が通常時1000ppm以内
になるように計画をしています。
※通常時とは通常生活での事、その空間に人が多くなるとその分二酸化炭素が濃くなります
自分も実際にこの環境で住んでいますが快適ですね。
二酸化炭素とは:人が呼吸すると、二酸化炭素が排出されます。
室内に人がいるだけで、酸素濃度は徐々に減少していき、
逆に二酸化炭素は徐々に増加し二酸化炭素濃度が高くなります。
3.問題を解ける香り
問題を解く解答率がフローリングの部屋で解くより
畳の和室で解く方が解答率が高いという研究結果もあるそうです。
これは畳のイグサの香りがリラックス効果を出して疲労感が無い状態を
作り出すようです、確かに畳の香りは日本人には安心を与えてくれます。
日本人のDNAに刷り込まれているのでしょうね、
皆さんのご自宅に和室ありますか?。
4.窓際…
窓際の方が脳内のパフォーマンスが上がるという研究もあるそうです、
脳の活性化が重要という事なんでしょうね。
あとは夜に眩しい照明を避けるや無垢材が良いとか運動が良いとかがあります。
子供のやる気を落とさない環境は大事
今回の3分ハウジング③いかがでしたでしょうか?
頭が良くなるかは実際わかりませんが
「「やる気」を落とさない子供の可能性に取り込む家づくり」
も私も3児の父親ですが決して聞き逃せない話だと思いますがいかがでしたでしょうか?
今の住まいでの対処法は?
「すでに住まいがある私たちはどうすれば??」
今のお住いでの対処法はこれまでの説明を踏まえて説明をさせて頂くと、
1.実際の室温を25度前後を常に保つようにする
2.定期的に換気をこまめにする
3.畳の部屋で窓際で勉強をさせる
という事になります、換気設備がしっかりしている住まいの方は
お世話になった担当者さんに
「ウチの換気計画は炭素濃度は通常1000ppm以下の計画ですか?」
とお聞きになるのも良いと思います。
ちなみに就寝時、寝室にて家族が集まって眠ると二酸化炭素濃度がとてつもなく
上がるというお話も聞きます、確かに6畳~8畳の空間に家族全員で寝ていたら就寝中は濃度は上がるというのは納得できます、自分の経験での話ですが我が家では常に空気が回るような生活スタイルなので、弊害が起きるような濃度ではないはずですが、これは是非、後日実際に調べてお届けできればと思います。
当社、事務所も高気密高断熱住宅です。
換気も二酸化炭素濃度1000ppm以下の換気計画です、
エアコンの設定は通常26度設定にしています。
※一人でいる時はエアコンを切ったりしたりもしています。
気になる方は是非一度体験をしに来てみませんか?
「頭の良くなる家づくり」の現場からは以上です
お問合せはこちらから