気密の重要性・必要性について

まず、気密の重要性・必要性を実感していただきたいという思いで取り組んでいます。

気密の必要性はコチラの過去記事をご参考いただければと思います。

これは、当社の方針である「お客様の笑顔で納得」の一環として、非常に大切にしている要素の1つです。

中間気密測定の目的

中間気密測定は、**「手直しが可能な段階で、気密測定を行い、原因を特定して手直しを繰り返す」**というコンセプトのもとに進めています。このため、測定に時間がかかることもありますが、手間をかけることでより精度の高い結果を出すことができます。

私たちにも完璧ではない部分があり、処理が甘くなることもあります。それが最終的な結果に影響を与えることもありますが、そういったエラーを事前にカバーするために中間気密測定を行っています。

施主様のご理解

今回は、施主様のご主人がご予定で不在のため、急遽奥様にご参加いただきました。その中で、私なりに気密施工の重要性を1つ1つ説明させていただき、実際にこれから住まわれる自宅の測定の様子を見ていただくことで、その重要性を実感していただけたと思います。

測定結果について

測定の結果、計6回測定を行い、そのうち2回はエラーとなりましたので、4回分の結果を公開いたします。

C値を見てみると、4回すべてで**0.1㎠/㎡**という結果が出ています。正直なところ、**0.1㎠/㎡の結果には私も満足していますが、測定機器の仕様上、表示は0.1㎠/㎡**までしか表示されないため、実際の計算値を以下のように求めました。
中間測定の結果も含めてお客様には全部公開させて頂きました。

  • 1回目: C値 = (αa 11㎠) ÷ 延床面積 101.99㎡ = 0.1078㎠/㎡
  • 2回目: C値 = (αa 7㎠) ÷ 延床面積 101.99㎡ = 0.068㎠/㎡
  • 3回目: C値 = (αa 9㎠) ÷ 延床面積 101.99㎡ = 0.0882㎠/㎡
  • 4回目: C値 = (αa 7㎠) ÷ 延床面積 101.99㎡ = 0.068㎠/㎡

平均C値は、0.332㎠/㎡ ÷ 4回 = 0.083㎠/㎡ となりました。

隙間面積は大体アレと一緒です

この建物(30坪の平屋)の**相当隙間面積C値は0.083㎠/㎡**であり、これをさらに具体的にイメージすると、**約8.43㎠**の面積に相当します。これを具体的に比較すると、約2.1㎝×4㎝のサイズ、つまりよく使われる消しゴムのサイズくらいです。

このように、わずかな隙間であっても、しっかりと管理することが大切です。これにより、お客様ご家族には、より健康で快適な住まいをご提供することができます。

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