こんばんは。
まちの大工さん、そして田口建築株式会社のタグチです。
いつも本当にありがとうございます。

今日は、少し心が温かくなった出来事をお伝えさせてください。
先日、お客様とご一緒にジョイコスの工場見学へ行ってまいりました。
今回はただの見学ではなく、私たち自身にとっても「学び直し」の時間になればと思い、社員や職人たちも同行させていただきました。

普段、自分たちが扱っている断熱材。
気密の重要性――
それを「知っている」うえで施工するのと、
ただ「作業」として手を動かすのとでは、
家の出来栄えも、そこに込められる想いも、全く違ってくると私は感じています。

「この断熱材が、この気密の仕組みが、家族の未来を守る」
そう思えるからこそ、丁寧に、誠実に、家づくりに向き合える。
そんな気持ちを職人一人ひとりに持ってほしくて、今回はお客様と同じ目線での工場見学を企画しました。

もちろん主役はお客様です。
見学後、わざわざLINEでご連絡をいただきました。

「説明がとても分かりやすくて、あっという間の時間でした。本当に勉強になりました。」

この言葉をいただいたとき、心の底から嬉しくて、ああやって良かったと胸が熱くなりました。

私たちの仕事は、完成した時に見える美しさだけでなく、
天井の上や壁の中、床下――そうした“見えない部分”こそ、どれだけ想いを込められるかが大切だと思っています。
その想いを、お客様にも感じていただけたことが何よりの喜びです。

次回はまた、別のお客様と予定を調整して見学に伺う予定です。
もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、その時にはぜひご一緒できたら嬉しいです。

また改めてご案内させていただきますので、楽しみにお待ちください。

以上、少しだけ心の奥が温かくなるような、先日の工場見学のお話でした。