こんにちは、
まちの大工さん田口建築㈱の薪ストーブ一年生のぐっサンです。

本日は
「シーズン直前‼薪ストーブ一年生が薪ストーブ・煙突掃除をやってみた」
です。

YOUTUBEの様なタイトルだなぁと思い
思わず動画も作ってYOUTUBEにアップしましたぁ、
ということでYOUTUBE・ブログ連動ですので宜しくお願い致します。

薪ストーブはめんどくさくない

わたし、ぐっサンは薪ストーブを実際に体感してまだ一年未満、
このブログを書く直前までバーモンドキャスティング社と
カレーがおいしい会社かと会社名間違っていましたし、
※正解 バーモントキャスティング社
なによりも高気密・高断熱住宅を
お客様に推奨している私としては
当時、「薪ストーブ??めんどくさくない??」と思っていた私が、
魅力に染まり早8ケ月、(夏の間はオブジェとして使用でした)
いちいちカッコイイ薪ストーブライフにハマっています。

当社長の気まぐれで事務所ではバーモントキャスティング社の
「アンコール」を使用しています。
(薪ストーブで高気密高断熱住宅のお話はまた後日書かせて頂きます。)

なぜ煙突・ストーブ掃除が必要か?

11月中頃になると岩手の県北の二戸市は寒くなってきます、
その寒くなる前に煙突と薪ストーブをメンテナンスをしなければいけない、
という事で「ストーブの先生」の指導のもと10月の休日に掃除をおこないました。

前シーズンに使った煙突内部には利用時の結露によって煤やタールが付着しストーブの燃えが悪くなる。

タールが蓄積し炭化すると、突然発火の可能性が出ます。
これが『煙道内火災』。

ようはメンテナンスをしないと

  • ①燃え辛くなる
  • ②薪を消費する
  • ③暖かくならない
  • ④火災の可能性が出る

という事です。
正しい製品を正しく使うと薪ストーブは危なくないです。
(※火傷云々に関しては十分気を付けましょう)

私達が仕事で使う道具・材料も正しいモノを正しく使い正しく施工すれば住まいにも・施工する私達も安全だし材料の性能も100%発揮できます。
(弊社が一番心掛けている事です)

それでは作業に入りましょう。

※作業中で間違った表現や間違った名称で説明をするかもしれません、
お気づきの方はコソっと教えてください、コソっと訂正させて頂きます。

作業の流れ

  • ①煙突掃除外す
  • ②煙突掃除をする
  • ③薪スト―ブ内部掃除
  • ④煙突を装着する
  • ⑤薪ストーブ外部を掃除する

以上です(所要時間慣れると約1時間)
※煙突の形状長さにより煙突掃除の時間が変わります。

それでは順を追って行きましょう

①煙突を外す

まず最初にシングル(1重)の煙突を外す為に+ドライバーでストーブと煙突のビスを取ります。

次にシングル(1重)煙突とダブル(2重)煙突のつなぎ目の外します。

締め金具を外しくるっと回すと外れます。(所要時間五分)

簡単に外れましシングル煙突、これは傷が付かないように置いておきます。


そして外したダブル煙突の口の部分に袋を止めます、

しっかり止めないと周辺周りが大惨事になりますので注意必要です。

さぁ次は屋根の上に上がります。

※高所での作業になります、自己責任で気を付けるよう願います。
※この日はプライベートなのでヘルメットはしていません。

煙突トップとダブル煙突結合部分の締め金具を外しビスも外します。


簡単に外れます、外れたトップは掃除をするため一度下におろしました。

②煙突掃除をする

ダブル煙突部分の掃除開始

専用の工具を使い煙突の中にズズズと入れていき棒を足しながら先程の外したところまで降ろします。

この時、上下に擦らずただ下に降ろして全部降ろしたら引っ張るだけです。

一度降ろして引っ張って煙突の中は綺麗になりました、

先程設置した袋の中はこんな感じ

数カ月でこれ位取れるという事はマダマダ燃やし方がアマイとの事、難しいですね。

次に下に降りてシングル煙突と煙突トップ部分を先程の道具を使い掃除します。

トップの汚れ、

シングル煙突はこんな感じ掃除します。

シングル煙突の方がススが付くので4~5往復こすりました。

こんなにススが出て、そしてこんなに綺麗になりました。

煙突掃除は全て終わりました、それでは煙突トップ部分を取り付けます。

外した順序と逆です。

③薪ストーブ内部掃除をする

さてここで次は薪ストーブ本体内部の掃除をしたいと思います。

ストーブ掃除に準備するものはコチラです。

掃除機・洗濯延長ホース、あとは爪楊枝か竹串のようなもの です。

掃除機のホースに洗濯延長ホースを繋げます。

最初にストーブ本体を開け溜まった灰汁を吸います、ズボボズボボ凄いです。

爪楊枝で細部の灰汁も削っては吸っての繰り返し(動画を見てください)

あまり内部でゴツゴツとやると壊れる恐れがあるそうなので気をつけてとの事。

大分綺麗になりました。

次にストーブ本体とシングル煙突の結合部分から

掃除機をかけたいと思います。

掃除前はこんな感じ

掃除後はこんな感じ

全然違いますね

④煙突を着ける

掃除が終わりましたので、シングルの煙突を設置します、

外すときと逆順で取り付けます。

これで薪ストーブ・煙突 掃除やってみたは終了 なんですが

ストーブ本体の外観部分と耐熱ガラス部分の掃除と

日々仕様によりホーローが欠けている所の

錆止めもかねて修正インクで修正して終了です。

掃除終了・感想は…

やってみた感想は動画でも言っていますが 「簡単」 でした。

人生初めての煙突掃除をしてみたのですがこんなんなんだなと、

所要時間は

煙突掃除は煙突約60分

ストーブ掃除は約30分

あれ?動画では煙突掃除30分と言っていない?

煙突掃除で掃除30分雑談30分でした。(笑)

作業自体は簡単ですが屋根の上の高所での作業もありますので

是非皆さんやってみてくださいと一概には言えません。

しかし下のダブル煙突の部分から安全に掃除をする道具のあるそうなので

そちらをご検討をされるのも一つの手です。

それでも「めんどくさいから嫌」という方もいると思います、

そんな方はストーブ専門店さんでは出張煙突掃除もやっています。

相場が3~4万+交通費との事らしい?のでいかがでしょうか。

当社でもやってはいますが…

「まちの大工さん」でも煙突掃除サービスを格安(2万~)でやっていますが

当社で薪ストーブを設置させて頂いた施主様限定でやらせて頂いています。

薪ストーブを始めたい方や興味がある方はなどは、ご検討いただければと思います。

とにかく薪ストーブを始めるならストーブ・煙突掃除は必須です。

めんどくさいかもしれませんが、その分寒い冬の間に色々と楽しめます。

薪ストーブ体験できます。

一度、当社事務所にてご来店頂き体験も出来ます。
(着火体験したり・操作したり)


ホームページからの問い合わせフォームからでも構いません、

お気軽にお問い合わせください。
今回は寒いシーズンがやってきます、薪ストーブの掃除のお話でした。

※追伸
初動画が建築という面ではなく違う視点からのアプローチでしたので
気持ち的には楽だったのですが反省点がたくさん。
たどたどしい喋りですが「何事も経験」という事でやらせて頂きました。
是非優しい気持ちで見て頂ければと思います。